Unityで初のゲーム制作。どっかで見たことミニゲームを作ってみた。タイトルは「MEGATON PUNCH」。
基礎学習を除く制作工数は3日だった。思ったより早くできた。
制作過程については、その内ブログ記事にしよう。#ゲーム制作 #アプリ開発 pic.twitter.com/Sorc0GAMA0— よしゆき (@yoshiyukilife) August 11, 2020
第1作目のゲームを制作しました。というだけの記事なんて意味ないので、初めてのゲーム制作でも挫折せずに作り切れた理由についてまとめています。
何かに挫折したことある人に足りない要素だと思うので、最後まで読んで、次に何かを始めるときの参考にしてください。
【ゲーム制作】挫折せずにゲームを作り切れた2つの理由【重要なポイント】
ツイッターの動画を見た人は、「ああ、あのゲームね」と思った人も少なくないと思います。
そう、私が作ったゲームの第一作目は「星のカービィスーパーデラックス」の「かちわりメガトンパンチ」を模したゲームです。「かちわりメガトンパンチ」は次のようなゲームです。
なぜこのミニゲームを選んだかというと、ゲーム制作に挫折しないためです。さらに分解すると、次の2つの理由に帰着します。
楽しんで作れること
「かちわりメガトンパンチ」は、私的にかなり思い出深いゲームで、「ミニゲームと言えば?」と聞かれると、一番最初に思い浮かべるゲームです。幼かったあの頃。ひたすらやっていたミニゲームでした。
そのため、プレイすることはもちろん、あの頃を懐かしみながら制作することができると思ったからです。
事実、徐々にできている姿に、「おお、コレコレ!」と一人テンション上げながら作業できました。また、全く同じにはできないので、私なりにアレンジを加えながら進めるのも楽しかったですね。
システムが簡単なゲームで難易度がちょうどいいレベルであること
かちわりメガトンパンチはタイミングを合わせるだけのゲームだったので、ロジックが複雑にならないことは容易に想像できました。そのため最初に取り掛かるには、丁度いいレベルかなと思ったわけです。
作り終えての感想としては、慣れない部分は実装に手間取ることはあったものの、機能としてもそんなに難しいものはなかったな、という感じですね。
ゲーム制作で挫折しなかったコツは他に応用できる
このように、メンタル的にモチベーション高く維持できること、かつ、実現可能なレベルのものであることが、挫折せずにゲーム制作を行えた理由になります。
特に、他の分野にも応用できるのが「実現可能なレベルのものを実践する」ということです。この考えを得たのは、次の本を読んだからです。
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詳しくは本を読んでもらいたいですが、超簡単に言うと、「バカらしいほど簡単なことをやろう」ということです。筋トレを例にするなら、毎日腕立て伏せを1回やることがあげられます。
腕立て伏せ1回なんかじゃ意味ないと思ったかもしれませんが、重要なことは挫折しないことです。腕立て伏せ100回を毎日より、1回を毎日の方が続けられると思いませんか?
つまりは、自分が苦としないレベルのことなら、挫折せずに続けられるということです。
今回のタイトル選びを例とするなら「自分にできそうなレベルのもの」を選んだことですね。難しいかもと思うものは、もっとゲーム制作に慣れてからでいいんですよね。
すでにお分かりかと思いますが、ゲーム制作以外にも応用が効きます。あなたが何かを習慣化したいことがあるなら、「これなら確実にできる」と思えるレベルまで実践内容を落としてみてください。
ゲーム制作初心者に私が最初に選んだタイトルをおすすめしない理由
ゲーム制作の話に戻ります。
これからゲームを作ろうかなと思っている人で「これぐらいのゲームが第1作目のレベルなんだ・・・」と思った人は、ちょっと待ってください。
注意しておきたいのが、私にとってメガトンパンチは丁度いいレベルのタイトルでしたが、あなたにとって最適なレベルのタイトルかというと、必ずしもそうではないということです。少なくとも、プログラミングがあまりできない人にはおすすめできないタイトルです。
メガトンパンチをおすすめしない最たる理由は、このタイトルを作ることに特化した教材がないからです。
教材がないので、作るものから実装をイメージする工程が入ります。しかし初心者は実装をイメージすることができないので、おそらく途中で挫折してしまうでしょう。
じゃあおすすめのタイトルは何なのか?
最初から超大作を作る人はいないと思いますが、スーパーマリオみたいなゲームもスキルが十分にないと辛いゲームだと思います。私もちょっと難しいかなと思って選びませんでした。おそらく、Unity独自のプログラミング方法とC#の基礎は頭に入っていないとできないかなと思います。加えて、足りない知識をググる力があって実現できるレベルかなと。
というわけで、プログラミングもUnityも初心者だという人は、手取り足取り教えてくれるタイトルを選びましょう。つまりは本などの教材通りに作るということですね。
教材については、本でもいいですし、Udemyのようなオンライン教材でも構いません。ほとんどの初心者の教材は、何かゲームを作れるようになっているので、兎にも角にも、まずは教材通りに作ってみましょう。
そうすることで「実装→作ったもの」をイメージすることができるようになります。このイメージがつかめれば、逆のイメージを作れるようになってきます。もしメガトンパンチを作るなら、「作るもの→実装」をイメージできるレベルに達してからの方がいいでしょう。
Unityのオススメの本とか教材を知りたい人は、関連記事にまとめているので、そちらを読んでみてください。
おまけ:今回のゲーム制作で使った教材や要素技術の紹介
私はプログラミングが得意とは言え、ネットの情報だけでメガトンパンチを作ったかというと、実はそうでもありません。やはりベースとなる要素技術は、教材で学んだことを活かしました。
お世話になったのが、「Unity ゲーム開発:インディーゲームクリエイターが教える C#の基礎からゲームリリースまで【スタジオしまづ】」です。
ハンズオン形式でノンフィールドRPGを作る教材です。C#の基礎的な事をや、Google PlayやApple Storeへのリリースの方法まで教えてくれている教材なので、結構オススメです。メガトンパンチで使用した要素技術のほとんどは、この教材から得たといっても過言ではないぐらいです。
具体的には次のような技術がメガトンパンチで活きましたね。
- シーンの切り換え
- BGMとSEの鳴らし方
- DoTweenの使い方
今回作ったゲームはオマージュとはいえ、オリジナルの「かちわりメガトンパンチ」にかなり似ているので、リリースするまではやっていませんが、今後作るゲームでオリジナル性の高いものは、リリースするときにまたお世話になる教材かなと思います。
最後に:今後もゲーム制作を楽しみます
私はゲームをプレイするのは好きですが、作ることもまた好きなんです。これからもゲーム制作は続けますが、趣味というか、ゲームをプレイするかのように、ゲーム制作を楽しんでいきたいと思います。
次は放置ゲームでも作ってみようかと思います。イメージは牧場物語で!