Unityで最初に作ったゲーム。どっかで見たことミニゲームを作ってみた。タイトルは「MEGATON PUNCH」。
基礎学習を除く制作工数は3日だった。思ったより早くできた。
制作過程については、その内ブログ記事にしよう。#ゲーム制作 #アプリ開発 pic.twitter.com/BV1cbfZxxO— よしゆき (@yoshiyuki_ss) March 28, 2023
第1作目のゲームを制作しました。というだけの記事なんて意味ないので、ゲームを作りたいんだが、どうやって作ればいいのか?についてまとめていこうと思う。
ゲーム作りたいんだが作り方がわからん、という人へ
最近のゲームは、ゲームエンジンを使って作るのが主流になっています。
ゲームエンジンの主な種類としては次のようなものがあります。
- Unity
- Unreal Engine
- RPGツクールなどの特化ツール
私はスマホゲーム向けのゲームを作っているので、Unityを使っています。PCやコンシューマ向けのゲームならUnreal Engineを使ってもいいですね。またRPGツクールなどの作るゲームのジャンルに特化したツールもあります。これらのゲームエンジンを使って、プログラミングをして、グラフィックやサウンドを実装して作り上げていきます。
ただ、現時点で「ゲームを作りたい!」と思っている人は、きっと大ボリュームのゲームを作ろうと思っているでしょう。世の中に出ているゲームのほとんどはいきなり初心者が作り始めると必ず挫折します。そのため挫折しないゲームから作り始めることをお勧めします。
「ゲーム作りたいんだが」と思って、私が最初に作ったゲーム
私もあなたと同じように「ゲームを作りたいんだが」と思って、色々調べてゲームを作りました。そして、最初に作ったゲームがツイートにも添付しているげーむです。
ツイッターの動画を見た人は、「ああ、あのゲームね」と思った人も少なくないと思います。そう、下記動画のゲームです。
なぜこのミニゲームを選んだかというと、ゲーム制作に挫折しないためです。さらに分解すると、次の2つの理由に帰着します。
楽しんで作れること
参考にしたゲームは個人的にはとても思い出深いゲームで、「ミニゲームと言えば?」と聞かれると、一番最初に思い浮かべるゲームです。幼かったあの頃。ひたすらやっていたミニゲームでした。
そのため、プレイすることはもちろん、あの頃を懐かしみながら制作することができると思ったからです。
事実、徐々にできている姿に、「おお、コレコレ!」と一人テンション上げながら作業できました。また、全く同じにはできないので、私なりにアレンジを加えながら進めるのも楽しかったですね。
システムが簡単なゲームで難易度がちょうどいいレベルであること
ゲームシステムもタイミングを合わせるだけのものだったので、ロジックが複雑にならないことは容易に想像できました。そのため最初に取り掛かるには、丁度いいレベルかなと思ったわけです。
作り終えての感想としては、慣れない部分は実装に手間取ることはあったものの、機能としてもそんなに難しいものはなかったな、という感じですね。
ゲーム制作で挫折しなかったコツは他に応用できる
このように、メンタル的にモチベーション高く維持できること、かつ、実現可能なレベルのものであることが、挫折せずにゲーム制作を行えた理由になります。
特に、他の分野にも応用できるのが「実現可能なレベルのものを実践する」ということです。この考えを得たのは、次の本を読んだからです。
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詳しくは本を読んでもらいたいですが、超簡単に言うと、「バカらしいほど簡単なことをやろう」ということです。筋トレを例にするなら、毎日腕立て伏せを1回やることがあげられます。
腕立て伏せ1回なんかじゃ意味ないと思ったかもしれませんが、重要なことは挫折しないことです。腕立て伏せ100回を毎日より、1回を毎日の方が続けられると思いませんか?
つまりは、自分が苦としないレベルのことなら、挫折せずに続けられるということです。
今回のタイトル選びを例とするなら「自分にできそうなレベルのもの」を選んだことですね。難しいかもと思うものは、もっとゲーム制作に慣れてからでいいんですよね。
すでにお分かりかと思いますが、ゲーム制作以外にも応用が効きます。あなたが何かを習慣化したいことがあるなら、「これなら確実にできる」と思えるレベルまで実践内容を落としてみてください。
ゲーム制作初心者に私が最初に選んだタイトルをおすすめしない理由
ゲーム制作の話に戻ります。
これからゲームを作ろうかなと思っている人で「これぐらいのゲームが第1作目のレベルなんだ・・・」と思った人は、ちょっと待ってください。
注意しておきたいのが、「私にとって丁度いいレベルのタイトル」でしたが、あなたにとって最適なレベルのタイトルかというと、必ずしもそうではないということです。少なくとも、プログラミングがあまりできない人にはおすすめできないタイトルです。
教材がないので、作るものから実装をイメージする工程が入ります。しかし初心者は実装をイメージすることができないので、おそらく途中で挫折してしまうでしょう。
そのため参考書なり動画教材なりで、教材を通して最初の1本を作ることをお勧めします。かくいう私も動画教材で学んでからゲーム制作を始めました。
Unityのゲーム制作にお勧めの本や、動画教材については関連記事にまとめているので、そちらを読んでください。
今回のゲーム開発で使った教材や要素技術の紹介
私はプログラミングが得意とは言え、ネットの情報だけで今回のゲームを作ったかというと、実はそうでもありません。やはりベースとなる要素技術は、教材で学んだことを活かしました。
お世話になったのが、「Unity ゲーム開発:インディーゲームクリエイターが教える C#の基礎からゲームリリースまで【スタジオしまづ】」です。
ハンズオン形式でノンフィールドRPGを作る教材です。C#の基礎的な事をや、Google PlayやApple Storeへのリリースの方法まで教えてくれている教材なので、結構オススメです。メガトンパンチで使用した要素技術のほとんどは、この教材から得たといっても過言ではないぐらいです。
具体的には次のような技術がメガトンパンチで活きましたね。
- シーンの切り換え
- BGMとSEの鳴らし方
- DoTweenの使い方
今回作ったゲームはオマージュとはいえ、オリジナルの「かちわりメガトンパンチ」にかなり似ているので、リリースするまではやっていませんが、今後作るゲームでオリジナル性の高いものは、リリースするときにまたお世話になる教材かなと思います。
最後に:今後もゲーム制作を楽しみます
私はゲームをプレイするのは好きですが、作ることもまた好きなんです。これからもゲーム制作は続けますが、趣味というか、ゲームをプレイするかのように、ゲーム制作を楽しんでいきたいと思います。