ゲーム制作日記

脱出ゲームを作り始めて2ヶ月。思いの外時間がかかっている現状について。

このブログの更新も久しぶりとなってしまいました。ゲーム開発が、、、SEOが、、、なんて色々考えていると、進まないものです。

さて、そんな私の最近のゲーム開発はというと、個人開発者らしく脱出ゲームを作ることにしました。脱出ゲームとは言っても、美麗なグラフィックではなく、ドット絵の脱出ゲームです。過去に何人かリリースしている人はいるものの、あまり量が出ていないので、数を出せばポジション取れるかなと。

しかし脱出ゲームを作り始めて、2ヶ月近くが経ったので、一旦小休止の意味でブログを書くことにしました。

個人ゲーム開発者になりたての人間の開発状況を綴っていこうと思います。

 

脱出ゲームの開発に着手するまで

私がゲーム開発をしようと思って、最初に思いついたのは、2Dプラットフォーマーのゲームでした。しかし、他のゲーム開発者を見たり、Unityの技術をいろいろと勉強していくうちに、私が手を出すにはまだ早いという結論に達しました。おそらく開発を始めるには、チームを組んで、3名ぐらいで開発するぐらいにならないとできないだろうと思います。この辺の判断はビジネスマインドを持っているからこそ判断できることなので、皆さんもビジネスマインドは鍛えましょう。

じゃあ、なんのゲームを作るんだ?と考えた時、やはり一番簡単そうな脱出ゲームを作ることにしました。まあ、思ったより簡単ではなかったと後で思い知ることになるわけですが。

脱出ゲームを作ろうと決めてからは、しばらくは脱出ゲームを遊びました。面白さがわかっていないと、ゲームを設計できないからです。最新のトレンドを知るためというのもありますが、中長期的な資産にするために脱出ゲームを作るので、トレンドはあまり意識しませんでした。

色々な脱出ゲームを遊びましたが、私自身が一番楽しめた脱出ゲームをベースに作ることにしました。結果として、次のような方針でゲーム開発を始めました。

  • レベルは簡単。
  • 5分ぐらいで終わる。
  • ドット絵は自分で描く。
  • サウンドはアセットストアや無料音源を使う。
  • プログラムは次の脱出ゲームを作るときに流用できるようにする。

まあ、あまりにもざっくりしているので、見切り発車もいいところですが。

 

脱出ゲームを作り始めて、2ヶ月経つまで

脱出ゲームの作り方は別記事にまとめるとして、2ヶ月経つぐらいまでは多くの時間をプログラミングに費やしました。私が得意だったので、さっさと形にできる部分は形にした方がいいだろうと思ったからです。プログラミングが得意といっても、1回で綺麗なプログラムが組めるとは思っておらず、リファクタリングを2回ぐらいする必要があるだろうとは思っていました。結果的には、現時点で1回作り直しています。

ただ、思ったよりも1回作るのに時間がかかっていました。2週間ぐらいでできるだろうと思っていたのですが、いざ実装してみると1ヶ月かかっています。そしてリファクタリングをするのに、また1ヶ月。副業なのでフルタイムでやっていませんが、それでも思ったより時間がかかってしまいました。

ゲーム開発なんて遅延することは当たり前だし、締め切りも決めていなかったので、ダラダラやっちゃったなぁという反省はありますが、とにかく、動く脱出ゲームは作ることができました。今回が初の脱出ゲームということもあり、他の脱出ゲームにある仕掛けを全て組み込んではいませんが、最低限の形にはなったと思います。

 

脱出ゲームを作り始めて2ヶ月経った現在について

こんな感じで2ヶ月経った現在ですが、ドット絵の制作やUIデザインなどのグラフィックを作っています。が、これがあまり良くありません。

プログラミングのように、頭に「こうやればいい」というのが思い浮かびません。また、プログラミングのように最低限動けばOKというのが、グラフィックにはありません。そのためかなり迷走しています。

一応、日々進捗はあるものの、ガッツリは進んでおらず、にも関わらず、進んでいるからいいか、と思ってしまっているのが現状です。「やった感」が出てしまっているのはいけないことですね。進んでいる実感を持つのは、何かを継続する上で重要なことではありますが、アウトプットが成果に結びついていないのはあまりいい状況とは言えません。

ドット絵の制作自体は最近になって始めたことなので、今が頑張りどころなのでしょう。一人でゲームを作り切ることの大変さを実感する機会でもあります。富士山の6合目ぐらいまで登った感じでしょうか。本当に大変なのはこれからです。

ここを乗り越えてリリースすれば、晴れて、一人前の個人ゲーム開発者を名乗れるでしょう。早く富士山の頂上でご来光を拝めるよう、精進します。

 

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