ゲーム制作

個人ゲーム制作の収入公開!副業で儲かるか知りたい人必見!

副業として、個人ゲーム制作をしています。

2020年からゲーム制作を始めて、1年間で5本アプリをリリースしました。

そして2023年現在で、リリースしたアプリからどれぐらいの収入が得られたのか、公開しようと思っています。

副業としてやろうかと思っている人、独立しようと思っている人で、個人ゲーム制作は儲かるのか知りたい人は参考にしてくださいね!

 

収入を公開する前に前提条件を話そう

私のデータを元にベンチマークを取ろうとしていると思いますが、そもそも私のゲーム制作におけるスキルレベルや作ったアプリについて知っておかないと、参考にならないと思いますので、その点について明確にします。

  • ゲームを開発する会社にいた事がない。
  • 本業はエンジニア。プログラムが得意。
  • 作ったゲームは5本とも脱出ゲーム。
  • グラフィックはドット絵で自分で描いたもの。
  • サウンドは買ったり、無料のものを拾ったり。
  • 副業を始めるまでにゲーム制作をした事がない。

超ざっくりいうと、全くゲーム開発をした事がないエンジニアがゲーム制作をした、という事ですね!

 

個人ゲーム制作の収入公開!副業で儲かるか知りたい人必見!

さて、上記で示した前提のもと、私が個人ゲーム制作を副業にして儲けた収益が下記の金額になります。

個人ゲーム制作の収入公開!副業で儲かるか知りたい人必見!

最初にリリースしたのが、2021年5月なので厳密には1年7ヶ月の間の収益で、2021年1月から2022年12月の間に得た収益がで、総額が「¥368,886」です

「10個あるやん」と思ったかもしれませんが、5アプリをApp StoreとGoogle Playでリリースしているので、全部で10個の金額が表示されています。

平均月収で言うと、月収2万円ですねw

月収100万にしたければ250本作らないといけない計算になり、50年かかりますねw

また収入の波で言うと、下図のようになります。

個人ゲーム制作の収入公開!副業で儲かるか知りたい人必見!

横軸はデイリーで、縦軸は収入です。最初にガッと上がって、あとはほぼ0です。要は、脱出ゲームはリリース直後に上がったら、もう伸びません。

最近で言うと、5アプリで月収1,000円ぐらいになってますw

 

副業の個人ゲーム制作で儲ける方法

月収100万にするには50年かかると言いましたが、あくまでの机上のざっくり計算なので、冗談半分ということで。

現実問題としては「そう簡単にはゲームで儲からない」という事です。

では、ここから個人でゲーム開発しながら食べていけるぐらい儲けるためにはどうすればいいのか?

 

広告単価を上げる

簡単に収益を上げるには、単価を上げるのが良いです。アプリで言うなら、1ダウンロードあたりの収益を上げる事ですね。その一つの方法として、広告単価を上げる事です。

私はGoogleの広告システムであるAdMobを使用しているわけですが、Admobよりも単価を出してくれる会社があれば、そちらに乗り換えるのも手です。

ダウンロード数が同じでも、1広告表示あたり1円のものが、2円になれば、それだけで収益2倍ですからね。

 

ダウンロード単価を上げる

もう一つがアプリの1ダウンロードあたりの収益を増やす方法です。これは簡単ではなく、主に次のような方法を取る人が多いです。

  1. 長く遊べるゲームを作る
  2. 課金機能を追加する
  3. 表示する広告の数を増やす

1や2は前提として「面白いゲームである事」が求められるので、ハードルはかなり高く、3は評判を落とす覚悟が必要になってきます。長い目で見れば3の方法は避けたいところ。

私の場合で言うと、脱出ゲームという性質上、クリアしたら終わりで、大体1時間ぐらいしか遊んでもらえないゲームなので、長く遊んでもらえるものではありませんでした。

また課金機能も実装していないので、広告頼りの収入となっていました。

これでは儲からないので、次は長く遊んでもらえるようなゲームを作っていく必要がありますね。

 

開発スピードを上げてアプリの数を増やす

1年に5本とか、正直いうと少ないです。超大作を5本とかなら、まあいいですが、脱出ゲーム程度のボリュームで5本というのは少ないです。

ギミック考えて、グラフィック書いて、プログラミングして、テストして、というのを一人で副業でやると、どうしても2ヶ月ぐらいはかかっちゃうんですよね。

一番時間がかかるのがグラフィックだったりするわけですが、ここをアセットを使ったり、外注化したりするなどして、開発スピードを上げることで、アプリの数を増やし、最低でも1ヶ月に1本は出さないとダメですね。

リリースしたゲームは消さない限り、ずっと残るので、積み上げていけば、少しずつでも収益は上がっていきます。

 

個人ゲーム開発者としての認知度を上げる

今現在、ブログで発信をしているわけですが、これだけじゃなく、YouTubeやSNSなどでも発信し露出を増やすことで、ダウンロード数を上げて、収益を増やすのも一つの手です。

ブログでも広告収益は得られますし、YouTubeも収益化できるぐらい頑張れば、収入の柱を一つ増やす事ができるでしょう。

そして得た認知度を使って、できることはなんでもやって、自分のゲームを遊んでくれる人を一人でも多く増やしましょう!

 

個人ゲーム開発で儲けるには数が必要

私の具体的な収入額を元に、食べていくためには何が必要かをまとめましたが、結局は数が必要になります。

アプリの数なのか、ゲーム内のギミックの数なのか、広告の数なのか、ダウンロード数なのか。

兎にも角にも、ボリュームが足りてないので、そのどれかを一つずつ伸ばしていく必要があります。

これから副業にせよ専業にせよ、ゲーム制作を生業にしていこうと思うのであれば、「数に強くなる」必要があるので、ご覚悟を!

 

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