私はゲームを作っているわけですが、ゲーム画面をデザインしたところ、非常に素人臭い画面が出来上がってしまいました。
その大きな要因の一つが配色です。
前もって配色については勉強したつもりになっていたのですが、いざ実践するとなると、イメージ通りにはいきませんでした。
そこで理論ではなく、実践で使える配色の本を色々と探しました。
この記事では私が見てきた配色の本の中で、これはいいかもと思った本を厳選し、神7としてまとめました。
私と同じように配色について悩んでいる人は、是非参考にしてみてください。
配色の本のおすすめ順について
私の配色に関する悩みとしては、実際に色を選ぶときに、「これじゃない」感をヒシヒシと感じていたからです。
ゲーム画面をデザインするときに、「・・・ん?どの色使った方がいいんだ?」とか、カラーピッカーを操作しながら「うーん、これぐらいの色でいいのかなぁ。なんか違う気がするけど・・・」といったように悩みながら色を選んでいました。またアイコンなどを作って、「よし、いいアイコンできた」と思ってゲーム画面と組み合わせると「何か違う」という感覚に見舞われていました。
このような悩みを抱えていたので、おすすめする配色の本については、私の悩みを一番解決してくれた本から順にランキングしています。そのため、私と同じような悩みの人の方がぴったり合うと思います。
私が探していた本は一覧にすると次のような本でした。
- ゲーム画面に使えるように、カラーコード(RGB値)が分かること。
- カラーコードは可能な限り多く掲載していること。
- サンプルとなる画像が季節や時刻などの雰囲気を表現しているものが多いこと。
- 理論は不要。
特に「メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色を選ぼう」とか「色にはそれぞれイメージがある」といった、抽象的な理論ではなく、より具体的にどういう色が使われているかがはっきりわかるような本を求めていました。
配色の本のおすすめ神7【イラストやデザインでも使える】【2023年最新】
配色アイデア手帖 シリーズ
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配色アイデア手帖のシリーズは、ほぼ私の悩みを解決してくれるシリーズでした。
様々な風景やテーマが相当数掲載されており、1つのテーマに大体9色のRGB値が載っているので、配色に悩むことがかなり少なくなりました。手元に置いておきたい3冊で即買いしましたね。
3つの特徴としては次のような感じです。
「めくってみつける新しいデザインの本」はロマンティックやエレガントなどの、イメージから色を決めることができます。「日本の美しい色と言葉」は、その名の通り、日本のあらゆる場面に特化した色を見ることができます。対して「世界を彩る色と文化」は日本以外の国の風景や民族衣装、お菓子などといったものをテーマに色を見ることができます。
イメージから色を選びたい人は「めくってみつける新しいデザインの本」から、具体的な場所や風景が決まっていて色を見つけたい人は他2冊を使用したらいいと思います。
配色パターン コレクション
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この本もサンプル多めで、RGB値もそのまま使える良書です。「配色アイデア手帖」シリーズを足して3で割った感じがする1冊です。
私的には、より多くのサンプルが欲しかったので「配色アイデア手帖」シリーズをトップにしましたが、次に選ぶとするなら、この1冊ですね。
和のきれいな配色 キーカラーで選べる配色見本アイデア帖
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和テイストに限った配色ですが、この本もなかなかにおすすめ。キーカラーから選べるようになっているので、メインカラーを決めている人には有用な1冊ですね。
一方で「配色アイデア手帖」シリーズとは、サンプルやRGB値で示された色が少ない本です。
その反面、「配色アイデア手帖」の唯一の欠点を補ってくれています。それは値段です。
「配色アイデア手帖」は新品で3冊買うと6,000円ぐらいします。
しかし「和のきれいな配色」はKindle Unlimitedで読むことができるので、Kindle Unlimitedを利用している人なら無料で読むことができます。また利用していない人でも、30日間は無料期間があり、その期間に読めば無料で読むことができますよ。
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スタイル別 配色アイデアブック
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様々なスタイル別に配色のアイデアを湧き起こしてくれる本です。ただ、ゲーム画面というよりは、1枚絵のデザイン向きかと思います。広告とか写真とかを作る人用の配色本といった感じが強いですね。
配色スタイル ハンドブック
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ポスター、イラストや広告デザインなどの配色に使用できそうな本です。ただゲーム画面向きではないなぁというのが正直なところですね。
見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色
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タイトルの通り、3色でデザインするための配色についてまとめられた1冊です。シンプルなデザインをしたいという人は、この本を使用すればいい感じに出来るんじゃないでしょうか。
ただ、逆に言うと、3色しか使っていないので、4色目を入れようとしたときに何色にしたらいいか悩みそうな1冊です。
[デザイン技法図鑑]ひと目でわかる配色デザインの基本。
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冒頭にガッツリ理論が入っている本です。タイトルにある「デザインの基本」はしっかり回収してくれます。ただ、今回、選びたい1冊としては理論より具体的なサンプル!ということだったので、順位は低めです。
ただ、今後、もっと理論を学ぼうと思ったときには、手に取る1冊になりそうです。理論もしっかり学びたいという人は、1回のぞき見してみてはいかがでしょう。
配色の本のおすすめのまとめ
配色の本のおすすめについてまとめました。
これからデザインを学ぶ、色について学ぶときには、具体例を使いながら感覚を身に付けていくことが近道だと思います。
あなたに必要な1冊を見つけてくださいね。