これは、次のような人に役に立つ記事だ。
- UnityをUdemyで学びたいけど、何がいいのかわからない・・・。
- Unityを学んでい見たいけど挫折しそう・・・。
- Unityの本で学んでみたが、いまいち学習がすすまない・・・。
- Unity経験者による、おすすめの講座が知りたい!
Unityでゲームを作り、AppStore/Google Playに5本のゲームをリリースした私が、Unityを学ぶためのおすすめの講座を紹介しよう。
Udemyだと講師にわからないところを聞くこともできるし、基本的にハンズオン的なものだから、モチベーションが続くから、初心者には持って来いだ。実際、私も最初にUnityを学ぶときにUdemyで講座を買った。
とはいえ、Udemyで「Unity」と調べる<と、かなりの数の教材がある。
※2023/01/01現時点で5865件もある。
※上画像はudemyのキャプチャ画像です。
正直どれを選べばいいの?って感じだと思う。おすすめされている教材や評判のいい教材を見てみるものの、本当に自分が必要としているものなのか判断もしづらい。30日間の返金保証があるとはいえ、なるべく間違えずに購入したいところ。
というわけで、この記事ではゲームジャンルやレベル別におすすめのUnityのUdemyの教材を紹介しよう。
あなたが作ろうとしているゲームの技術を学べる教材を選んでくれ。
【2023年最新版】初心者向けUnityのUdemyのおすすめコース4選!
Unity ゲーム開発:インディーゲームクリエイターが教える C#の基礎からゲームリリースまで【スタジオしまづ】
※上画像はudemyのキャプチャ画像です。
UnityのUdemyの入門レベルの教材でおすすめなのは「スタジオしまづ」が公開しているこの教材だ。
- Unityを使ったことがない。
- プログラミングをしたことない。
- リリースの方法まで知りたい。
このようなレベルの人でも教材通りにすれば、Unityの基本的な使い方や最低限のプログラミング(C#)の基礎を学びつつ、ミニゲームレベルのゲームを1本作ることができる。
この教材を見ながら、「MEGATON PUNCH」を作ったのは良い思い出だ。
Unityで初のゲーム制作。どっかで見たことミニゲームを作ってみた。タイトルは「MEGATON PUNCH」。
基礎学習を除く制作工数は3日だった。思ったより早くできた。
制作過程については、その内ブログ記事にしよう。#ゲーム制作 #アプリ開発 pic.twitter.com/Sorc0GAMA0— よしゆき (@yoshiyuki_ss) August 11, 2020
Google PlaytとApp Storeへのリリースの方法まで解説しているから、目標をゲームのリリースするところまで考えている人にも役に立つ。
と言っても、一足飛びに「オリジナルゲームをリリースする!」と頑張ろうとするのではなく、一歩一歩着実にレベルアップしてオリジナルゲームを作れるようになった方が、挫折しにくい。
Udemyで見る方はこちら 👉 Unity ゲーム開発:インディーゲームクリエイターが教える C#の基礎からゲームリリースまで【スタジオしまづ】
ちなみに「スタジオしまづ」からはいくつか教材がリリースされていて、レベル的にはどれも同じぐらいのもの。初心者がUnityの使い方やC#のプログラミングの入門にするためのコースを探しているなら、どれか一つを買えばいいと思う。なので、自分が作りたいジャンルのゲームから選べばいいと思う。ジャンルごとに一覧すると次のような感じ。
Unityゲーム開発入門:Unityインストラクターが教えるマリオ風2Dアクションゲームを作成する方法【スタジオしまづ】
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2D横スクロールアクションゲームだとこれ。ゲームの定番。プラットフォーマーとも呼ばれるジャンルのゲーム。
アニメーションや当たり判定などの基礎が学べるコース。2Dアクションゲームで、最低限これは知っておけ、というのが入っている。
Unity2D脱出ゲーム開発入門:Unityインストラクターが基礎から教えるセーブ機能マスターコース【スタジオしまづ】
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脱出ゲームだとこれ。2Dだけど、脱出ゲームの基本を勉強しつつ、忘れがちだが重要なセーブ機能についてもレクチャーしている。
セーブ機能については、超優秀な有料アセットがあるが、自力で作りたい人にはおすすめ。
Unity2Dパズルゲーム開発入門:Admob広告実装と高速にスマホゲームを量産する実践テクニック講座【スタジオしまづ】
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簡単パズルゲーム + 広告実装だとこれ。パズルゲーム作りたいというより、広告実装について知りたいならこれが良い。
2Dシューティングゲーム開発入門:Unityインストラクターが教えるゲーム開発ハンズオンコース【スタジオしまづ】
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2Dシューティングゲームだとこれ。弾幕シューティングは私は苦手なので、作るつもりはないが、作って見たい人はどうぞ。
Unity3D入門の決定版!RPG開発の基本をUnityインストラクターと共に進めるハンズオンコース【スタジオしまづ】
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簡単な3Dゲーム + アクション・アニメーションだとこれ。2Dのゲームのコースが多いのは、2Dの方が簡単だからだ。
かなりシンプルな3Dゲームではあるが、3Dゲーム制作の世界に入門したいなら、このコースを選択するのもいいだろう。
【Unity 入門】2DアクションRPGを作って、Unityゲーム開発を始めよう!!
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2DアクションRPGならこれ。どんなのが作れるかっていうと、ゼルダの伝説神々のトライフォースをイメージしてもらうと良い。ゲームとして最低限、体を成すぐらいまでは作れるコース。
ブロック崩しを作って学ぶ!Unityゲーム開発入門
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次に紹介するのは3Dの「ブロック崩し」をテーマにした教材。以下のような人のためになるんじゃないかなと思う。
- 3Dのゲームを作りたいと思っている。
- カジュアルゲームを作ろうと思っている。
ブロック崩しって、めちゃくちゃシンプルなゲームなわけだけど、それゆえにUnityでゲームを作る基本的な内容がめちゃくちゃ詰まっている。単純にボールが動いて、ボールが当たった箱が消えるというだけの内容ではなく、エフェクトや音を入れる方法も解説されてるから、「ちゃんと」ゲームになる。3Dは難易度高いけど、ブロック崩しなら誰だって作れる。
まあ、ぶっちゃけ、3Dのブロック崩しを作るだけなら、次の動画を見れば作れちゃうわけだが、躓いたときにサポート受けたい人はUdemy一択。
Udemyで見る方はこちら 👉 ブロック崩しを作って学ぶ!Unityゲーム開発入門
Unity 3D迷路ゲーム開発入門
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次に紹介するのは3Dの「迷路ゲーム」をテーマにした教材。以下のような人におすすめできるコース。
- 世界樹の迷宮みたいなダンジョンRPGを作ってみたい。
- 3Dのゲームを作ってみたい。
迷路ゲームを題材にして、マップ固定のダンジョンRPGを作れるようになる。ウィザードリィとか世界樹の迷宮みたいな移動をするゲームをイメージするとよいだろう。
マップを取り払えば普通の3Dゲームになるので、3Dゲームを作りたい人にはおすすめできる。また一人称視点と俯瞰視点でのゲームの作り方が学べるのが特徴。俯瞰視点はミニマップに使えるから、地味に有用。
数学の知識がある人は迷路を自動で解くプログラム(ダイクストラ法)にもチャレンジできるわけだけど、まあ、これはあまり意味ないかな。
Udemyで見る方はこちら 👉 Unity 3D迷路ゲーム開発入門
Unity 2D 超入門 : C# と Unity を基礎から学んで 2D ゲーム を作ろう!
※上画像はudemyのキャプチャ画像です。
一つのコースで2つのゲームの作り方を教えてくれているコース。以下のような人におすすめできるコース。
- まだどんなゲームを作ろうか決めていない。
- 「超入門」レベルで丁寧な解説が欲しい。
この教材では、2Dの横スクロールアクションとダンジョンRPGの2つのゲームの作り方を学びながら、C#の基礎とUnityの使い方の両方を学べる。一つで2度おいしい。
タイトルに「超入門」とあるように、一つ一つを丁寧に解説してくれているので、Unityをこれから学ぼうという人にはぴったりなんじゃないかなと思う。
Udemyで見る方はこちら 👉 Unity 2D 超入門 : C# と Unity を基礎から学んで 2D ゲーム を作ろう!
【2023年最新版】UnityのUdemyのおすすめコース5選!【脱初心者!もう一歩先へ進みたい人向け】
ここからはUnityやC#について、おおよそ理解したかな、という人がもう一歩先に進むためのコースについて紹介しよう。
1本目のゲームを作ったことある人や、さらなるレベルアップをしたい人はチャレンジしてみると良い。
【Unity 3d】ゾンビ系FPSを作って3Dゲーム開発を初めてみよう
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FPSゲームというと、フォートナイトやHALOシリーズなどが代表格となっているゲームだ。この講座を受けると、これらのゲームを作る基礎が身につく。
この講座の特徴としては、ポストプロセスを使ってホラーゲームっぽい雰囲気をしっかり作っているところだ。ポストプロセスは、ホラーに限らず、ゲーム内でさまざまな演出に使える技術なので、これを機に是非習得してもらいたい。
Udemyで見る方はこちら 👉 【Unity 3d】ゾンビ系FPSを作って3Dゲーム開発を初めてみよう
【Unity C# ゲーム開発脱初級】本格チェス開発講座
※上画像はudemyのキャプチャ画像です。
脱初級って書いてあるね。はい、そういう人向けのコースになっております。チェス自体はそんなに難しいルールではないけど、CPUを作ったりしているので、1人で遊ぶボードゲームに応用が効きやすいコースだ。
ボードゲームはキャラデザとかストーリーとかを排除しやすいゲームだから、アイデア次第でコスパ良く作れるジャンルなだけに、ボードゲームの作り方を知っているだけでゲームクリエイターとしての幅が広がる。
Udemyで見る方はこちら 👉 【Unity C# ゲーム開発脱初級】本格チェス開発講座
初心者向けUnity Particleエフェクト講座
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パーティクルシステムのコース。まず、初心者がパーティクルシステムをいきなり使うことはない。少なくとも1本目のゲームで使うことはないだろう。
パーティクルシステムを使えば、爆発・花火や桜吹雪・雪などのエフェクトを作ることができる。これらの演出が必要になるなと思うなら、買っておいて損はないだろう。
Udemyで見る方はこちら 👉 初心者向けUnity Particleエフェクト講座
C#初心者が最初に身に着けるべき30の文法
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このコースはプログラミングスキルのステップアップに役立つコース。
これまでにおすすめしたUnityによるゲーム制作のコースではC#の基本的な文法レベルの話までだったわけだけど、本コースではC#の「オブジェクト指向」まで学べる。継承・インターフェース・例外処理など、C#でプログラミングをするときに使用するテクニックを学べるわけだ。初心者がいきなり使うような実装方法ではないけど、この辺の知識を持っていないと次のような時に困る。
- アセットで入手した他人のプログラムを読むとき
- Unityのリファレンスを読みながら機能を実装するとき
これらはプログラミングに慣れてきて簡単な機能を実装できるようになってきた頃にぶつかる壁で、これらをすんなりと乗り越えられるように、C#の体系だった知識を身に付けておこう。
実際、オブジェクト指向が出来ているプログラムだと保守性も上がるし、不具合も減るし、自分でプログラムを作る人にとっては、必修科目と言っていい。
Udemyで見る方はこちら 👉 C#初心者が最初に身に着けるべき30の文法
【Unity C#】UniTask入門法
非同期プログラミングは主にネットワークを使うゲームを作る時に使用するものだが、ゲーム内のちょっとした待機画面や1秒待って次の処理をする、とかの場面にも使う。広告を実装するときに役に立つ知識でもある。非同期処理って、初心者には非常に理解しにくいというか、イメージしずらいものなんだけど、この辺を理解しておくと、プログラマーとしての確実にレベルアップしたといっていい。
非同期プログラミングは知らなくてもゲームを作ることが出来るが、、次のようにネットワークを使ったゲームを作るときには必須の知識となる。
- スコアのランキングを作るとき
- ソーシャルゲームのようにユーザー間のコミュニケーション機能を作るとき
- リアルタイムの対戦ゲームを作るとき
ハイレベルなゲームプログラマーになりたい人の入り口になると思うので、プログラミングスキルをアップしたい人は本コースを役立てると良い。
Udemyで見る方はこちら 👉 【Unity C#】UniTask入門
UdemyでUnityを学んだ後はオリジナルゲームを作ろう
UnityのUdemyのおすすめのコースを9選にまとめた。
まずは、この記事で紹介したコースで「Unityを使って何ができるか?」の部分が理解できるようになると思う。そうなったら次は、自分の考えるオリジナルゲームを作っていけばいい。
おすすめの学習法は、Udemyの講座で教えられていることだけをやるのではなく、自分なりの機能を追加したり、見た目を変えたりしながらブラッシュアップさせて、1本ゲームを完成させることだ。
本来はすべて自分で作らなければならないが、土台となる部分があるだけで、ゲームを完成まで持って行ける確率は爆上がりする。
そして、1本ゲームを作れたら、アセットストアにあるテンプレートを使ってゲームを作ったり、完全オリジナルのゲームを作ったりしながら、スキルアップをさせるとよいだろう。
※Unityを本・参考書で学びたい人向けに以下の関連記事をご覧ください。